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弁理士試験の概要

弁理士の資格は、特許庁が主催する国家資格です。弁理士資格試験は、筆記試験と口述試験があり、筆記試験に合格した人だけが口述試験に進めます。更に筆記試験は、短答式と論文式があり、短答式に合格した人だけが論述式に進めます。ただ、有資格者や専門職の学位を有する方、前年度試験合格者などは各試験が免除されることもあるので、まずは自分が該当しないが確認してみましょう。短答式は、工業所有権(特許、実用新案、意匠、商標)に関する法令や工業所有権に関する条約、著作権法、不正競争防止法などから出題され、5枝択一のマークシート方式で全60問あり、試験時間は3.5時間になります。出題割合としては、特許・実用新案が2割、意匠、商標、条約、著作権法・不正競争防止法が各1割の出題となります。合格のボーダーラインとしては、得点が6割以上あり、かつ論文試験を行う上で可能な人数が設定されます。

次に論述式ですが、特許・実用新案と、意匠、商標関連など法令工業所有権に関する法令が必須科目になっています。そしてあとは、基礎材料力学、流体力学、熱力学、制御工学などの理工T(工学)や、基礎物理学、計測工学、光学などの理工II(数学・物理)、更に化学一般、有機化学、無機化学などの理工III(化学)、生物学一般、生物化学、生命工学などの理工IV(生物)、情報理論、情報工学、通信工学などの理工V(情報)、そして民事訴訟法、著作権法、国際私法などの法律(弁理士の業務に関する法律)の6科目から1科目選択した科目を受験します。

試験時間は必須科目が特許・実用新案が2時間、他の2つが1.5時間で、選択科目が1.5時間となっています。出題割合は、必須科目の特許・実用新案が2割で、他が1割となっています。合格のボーダーラインは、必須科目は各教科54点以上の得点で47パーセント未満の科目がひとつもないこと、選択科目は6割以上の得点が必要となります。口述試験は、論述式の必須科目と試験範囲は同じで、面接式で各科目とも10分程度面接式で行われ、採点基準はABCで決められており、合格基準はCが2つ以上ないこととなっています。

試験の流れとしては、2月上旬から3月下旬にインターネットでの願書請求が始まり、3月上旬から4月上旬から受験願書配布が始まり、4月上旬に出願受付あり、5月中旬から下旬短答式試験が実施され、6月上旬頃に短答式の合格発表があります。更に、6月下旬から7月上旬に論述試験の必須科目が、7月下旬から8月上旬に選択科目の試験が行われ、9月下旬頃に合格は発表があります。そして口述試験は、10月中旬〜下旬に行われ、最終的な合格発表が11月上旬になります。また毎年大体9000人前後が受験し、 合格者は750人あまりであり、合格率は8パーセントから9パーセントなので難関試験だと言えます。男女の比率としては、男性が8割で女性が2割と男性が多いのがわかります。


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